阪神・淡路大震災から30年…復興再開発事業ようやく完了 人口1.4倍に 赤字324億円
関西テレビ
30年前の阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市長田区では、復興に向けた再開発事業がようやく完了しました。 最後の再開発事業となった神戸市長田区の教育複合施設では、久元市長などが参加して記念式典が開かれました。 阪神・淡路大震災の後、JR新長田駅南側の地域では、神戸市が総事業費2200億円以上をかけて大規模な再開発を行い、商業施設や集合住宅など44のビルが建てられました。 周辺の人口は震災前の1・4倍に増えた一方、再開発事業は大幅に遅れ、テナントの6割ほどが売れ残るなど収益は伸びていません。 事業のおよそ324億円の赤字が神戸市の負担となる見通しです。
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