来月、夫の実家へ”初帰省”しますが、「食費」と「水道光熱費」は義実家の負担ですよね?何泊くらいがお互いにとっていいのでしょうか?
義実家に滞在するとどれくらいの支出をかけさせる?
帰省する日数を検討する場合、もしかしたら相手側の出費が気になるかもしれません。泊まる日数が多ければ多いほど、もてなしてくれる義理の両親の支出が多くなると考え、それを心苦しく感じる人もいます。 では具体的にどれくらいの支出をかけさせる可能性があるか、シミュレーションしてみましょう。 ■2人以上世帯の平均的な食料支出&水道光熱費は1日約3198円 総務省統計局の「家計調査報告(2023年)」によると、2人以上の世帯が食料や水道光熱費にかける月平均額は以下の通りです。 ・食料(外食除く):7万2084円 ・水道光熱費:2万3855円 実際の支出は、義実家の生活スタイルや世帯人数などにより変わりますが、仮にこれらの金額を30日で割った場合、1日あたりの支出は以下のようになります。 ・食料(外食除く):約2403円 ・水道光熱費:約795円 ・合計:約3198円 ■義実家が1泊ごとに支払う費用シミュレーション 仮に義実家が3人世帯で、訪問するのは自分たち夫婦と子どもを入れて3人だとしましょう。また、義実家の1日あたりの食料と水道光熱費が前述の通り1日あたり3198円だとします。 世帯人数が同じなので、自分たちが泊まると1泊あたり同じくらいの支出が発生するかもしれません。その場合、義実家がもてなしてくれるとして、1泊なら3198円、2泊なら6396円、3泊なら9594円かかる計算です。 もちろん、実際にはこのような単純計算になるわけではなく、支出はもっと少ないかもしれません。もしくは、外食も含めれば、もっと多くなる可能性もあります。
義実家への帰省日数は総合的に判断しよう
義実家に何泊するか検討するときは、相手の支出だけでなく、お互いの関係性や相手の気持ちなどもあわせて考える必要があるといえます。仕事や学校の予定なども考慮しなければならないでしょう。 1泊がよいと思えるかもしれませんし、3泊以上がお互いにとってよいと思えるかもしれません。配偶者とよく話し合って判断することが大切です。 出典 株式会社阪急交通社 帰省ついで旅行のススメ! 帰省についてのアンケート調査を阪急交通社が発表~帰省先周辺、帰省途中での旅行は節約になる?~ 総務省統計局 家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要 I 家計収支の概況(二人以上の世帯) 表I-1-1 消費支出の費目別対前年増減率(二人以上の世帯)-2023 年-(5ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部