小中学校などの『いじめ認知件数』 全国の1.67倍と大幅に上回る 新潟県
新潟放送
昨年度(2023年度)に新潟県内の小中学校などで認知された『いじめの1000人あたりの件数』が全国の1.67倍と、大幅に上回っていることが分かりました。 【写真を見る】小中学校などの『いじめ認知件数』 全国の1.67倍と大幅に上回る 新潟県 新潟県によりますと、昨年度の県内のいじめの認知件数は、小学校で1万6079件、中学校で2838件、高校で1296件、特別支援学校で190件でした。前年度と比べて小学校では減ったものの、それ以外では増えています。1000人あたりの認知件数で見ると、県内は全国の1.67倍になっています。 また、暴力行為の発生件数は昨年度、小学校で3115件、中学校で857件、高校で137件で、前年度に比べて、いずれも増加しています。 不登校の児童生徒の数は小学校で2046人、中学校で3571人で、前年度と比べて増えています。 県は「引き続き相談しやすい体制の整備などにより必要な支援やきめ細かな対応に努めていく」としています。
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