ウィリアム皇太子VSヘンリー王子だけじゃない! 兄弟で不仲説が囁かれる世界のロイヤルメンバーたち
そんな中、2024年1月14日にマルグレーテ女王が退位しフレデリック10世が国王に即位。新国王として初の公式行事に弟ヨアキム王子を招待し、2人が熱いハグを交わすという感動的シーンが捉えられた(写真)。兄フレデリック国王が、弟が今もなおデンマーク王室の重要な一員であることを示した、と評されている。 2人の関係は、ウィリアム皇太子とヘンリー王子の関係を彷彿とさせるが、どちらかが君主になる運命にある兄弟であってもその緊張関係を乗り越えられることを証明した。この2人に関しては(少なくとも表向きでは)、不仲状態を乗り越えたと言えるかもしれない。
チャールズ国王&アンドルー王子/英国王室
英国王室では、ウィリアム皇太子とヘンリー王子兄弟の確執がフォーカスされがちだが、チャールズ国王と“元祖スペア”とも言われるアンドルー王子の関係はそれに匹敵するとも言われている(2人は、アン王女、エドワード王子と合わせて4人きょうだいである)。 ザ・サンによると、2人の関係が揺らぎ始めたのは、1985年にアンドルー王子がセーラ妃と交際を始め、翌年結婚してからだとされている。 2019年からは、アンドリュー王子の性加害問題が明るみになり、その後数年に渡って蛮行が明らかにされていくにつれ、英国王室の顔に泥を塗ってきた。
王室専門家によると、ここにきてチャールズ国王とアンドリュー王子の関係は、非常に険悪になっているといい、その理由が、“ロイヤルロッジからの立ち退き”問題だという。 公務に復帰することはできない上、収入もないアンドルー王子が、自宅であるロイヤルロッジを出ていくことを拒否し続けているのだ。2023年より、立ち退くよう何度もチャールズ国王から求められているが拒否し、元妻のセーラ妃と住み続けている。 チャールズ国王側が譲歩し、年間の維持費を支払えばそのまま住み続けていいと提案し、それに同意したと報じられていたが、Usウィークリー誌によると、それでもアンドルー王子は維持費の50万3,000ドル(約7,700万円)の支払いを怠っており、またしても立ち退きを求められているのが現状だ。 ロイヤルロッジを巡る2人の攻防は、まだ続きそうだ。