ウィリアム皇太子VSヘンリー王子だけじゃない! 兄弟で不仲説が囁かれる世界のロイヤルメンバーたち
兄弟の不仲説が根強く、たびたび報じられている英国王室のウィリアム皇太子とヘンリー王子兄弟だが、欧州ロイヤルの中には他にもケンカやハプニングを起こした兄弟が存在していた。ここではその一部を紹介しよう。 【写真】もはや晩夏のミステリー!? 不気味なくらいそっくりな英国ロイヤル18人
ウィリアム皇太子&ヘンリー王子/英国王室
幼い頃から仲がよく、両親の不仲による家庭崩壊、母が事故死するという悲劇をともに経験したにより、互いにサポートしあってきたウィリアム皇太子とヘンリー王子。 そんな2人の不仲のきっかけは、ヘンリー王子がメーガン夫人との関係を性急に深めていたことに対する、ウィリアム皇太子の言動だったと言われている。王室研究家のロバート・レイシーによると、ウィリアム皇太子は弟がメーガンとの関係を急ぎすぎていることを不安に思い、それを率直に口にし疑問を呈したことで、時期的には2016年終わりから2017年の初め頃に、対立が生まれたとしている。
2020年1月、ヘンリー王子夫妻が、高位王族の地位から退くとの電撃発表を行ったのを皮切りに、3月には英国王室を正式に離脱。2021年3月には、オプラ・ウィンフリーによるインタビューで大暴露、2023年1月には暴露本「スペア」を出版、その中で、2019年にメーガン夫人をめぐる口論の最中にウィリアム皇太子が自分(ヘンリー王子)を身体的に攻撃したと語るなど、英国王室の真偽不明な内情を次々と暴露していく。 一連のヘンリー王子の行動を、(ウィリアム皇太子の友人たちによると)“裏切り”と捉えているようで、2人の関係は修復不可能とみられている。 ウィリアム皇太子にとって大切にしているのは王室の未来、一方ヘンリー王子にとっては1人の女性に対する愛だった、と言われている。ヘンリー王子が英国に何度も一時帰国しているが、ウィリアム皇太子とは対面していないようだ。今後、2人が仲良く笑いあう姿を見ることはできるのだろうか。
フレデリック国王&ヨアキム王子/デンマーク王室
デンマーク王室のこの兄弟の関係が揺らいだのは、2022年9月、マルグレーテ女王(当時)が次男ヨアキム王子の子どもたち4人から2023年1月1日付で称号を剥奪すると発表したため、と言われている(兄フレデリック皇太子(当時)の子どもたちの称号は変更なし)。 ヨアキム王子と妻マリー妃はこの件を、公表されるわずか5日前に通知を受けたため、不意打ちであった上この決定内容に失望し、兄夫妻との関係がこれまでも“複雑”だったことを認めた。 2019年よりパリで暮らしていたヨアキム王子一家は、2023年3月にアメリカの首都ワシントンに移住しており、フレデリック国王とは距離的にも離れていた。