【有馬記念】速報!白毛馬初出走のハヤヤッコは美浦ウッドでラスト12秒2「順調!」国枝師
<有馬記念:日曜追い> “白毛馬初の有馬記念出走馬”となるハヤヤッコ(牡8、国枝)は美浦ウッドで好調をアピールした。 先行するガンダルフ(障害未勝利)を目標に、朝日を浴びた純白の馬体がリズミカルに揺れる。馬なりで併入し6ハロン88秒8-12秒2を計時した。国枝師は「順調!」と声を上げ、「元気いっぱい。あの馬としては行く気になって走っていた。(時計も)ちょうどいいくらい」と満足そうだった。11日の1週前追い切りでは同80秒1の猛時計を出しており、8歳馬が絶好調ムードだ。 前走のアルゼンチン共和国杯で重賞3勝目。芝とダートの“二刀流”であることも珍しいが、8歳馬の平地重賞制覇も21年京都大賞典を制したマカヒキ以来となる記録だった。長く活躍する白毛馬が、次に狙うのはグランプリでの金星。国枝師は「前走よりはいい。中山は問題ない。日経賞(22年5着)でもいい競馬をしているからね。トリッキーなのでうまいこと立ち回ってほしい。ペースが流れてくれればいいけどね」と、スタミナ勝負の展開を願った。【松田直樹】