宇都宮で初霜と初氷 水戸で初霜を観測 関東では今シーズン初めて
今日8日(金)は関東各地で冷え込みが強まり、宇都宮で初霜と初氷、水戸で初霜を観測しました。関東で初霜や初氷が観測されるのは、今シーズン初めてのことです。
関東各地で冷え込み強まる 初霜や初氷を観測
今日8日(金)はこの時期としては冷たい空気が流れ込んでいる中、関東地方は広く晴れて、放射冷却が強まりました。 最低気温は今シーズンこれまでで最も低くなった所が多く、宇都宮では3.0℃と、今シーズン初めて5℃を下回り、初霜と初氷を観測しました。(初霜は平年より1日遅く、昨年より6日早い観測。初氷は平年より6日早く、昨年より13日早い観測)また、水戸でも3.1℃まで下がり、初霜を観測しました(平年より3日早く、昨年より6日早い観測)。関東で初霜や初氷が観測されるのは、今シーズン初めてのことです。 また、関東北部だけでなく、南部でも冷え込みが強く、最低気温は東京都心で8.2℃、千葉市9.1℃と、今シーズン初めて10℃を下回りました。 ※最低気温は午前8時半までの値。
日中の気温は16℃前後にとどまるも 風は穏やか
最高気温は昨日と同じくらいか、少し低くなる所が多いでしょう。15℃~17℃くらいと、この時期としては空気が冷たく感じられそうです。ただ、北風は弱まるため、日差しの下では少しホッとできるでしょう。 なお、明日9日(土)の朝は今朝と同じくらい冷える所がありますので、今夜も暖かくしてお休みください。
日本気象協会 本社 日直主任