【陸上】トヨタ自動車・大石港与が東京マラソンで現役引退 小森コーポ・橋本隆光、NTN・齋田直輝もラストラン
トヨタ自動車の大石港与が3月3日に行われた東京マラソンを最後に現役を引退した。 静岡県出身の35歳。富士東高を卒業後、2007年に中大に入学し、箱根駅伝では3年連続で山上りの5区を務めるなど駅伝で活躍した。トヨタ自動車に入社後はニューイヤー駅伝で2度区間賞を獲得したほか、2015年から22年3月まで主将としてチームを支えた。 【画像】ユニフォームとシューズとともに感謝の気持ちを綴った大石港与 22年7月からは競技を続けるかたわら、母校・中大のコーチにも就任。昨年10月にはMGCにも出場を果たしたほか、今年1月のニューイヤー駅伝では1区を務め、チーム7年ぶりの優勝にも貢献していた。 大石はレース前にSNSでチームのユニフォームやシューズの画像とともに「輝かせてくれてありがとう」とコメントし、感謝の気持ちを語った。 また、東京マラソンでは橋本隆光(小森コーポレーション)と齋田直輝(NTN)も引退レースに臨んだ。橋本は福島・本宮中時代から全国大会で入賞を果たし、仙台育英高(宮城)では07年全国高校駅伝で優勝のフィニッシュテープを切った。城西大では箱根駅伝2区2度を含め、3度出走。マラソンでは21年のびわ湖毎日で2時間9分43秒とサブ10を達成している。斎田は三重・伊賀白鳳高から明大に進み、16年の第92回箱根駅伝では9区で区間4位と健闘。ニューイヤー駅伝にも5度出場を果たした。
月陸編集部