【フィギュア】河辺愛菜 練習時に接触…右手負傷でSP終え涙「相手にケガをさせてないか」
フィギュアスケート女子で北京五輪代表の河辺愛菜(中京大)は、アクシデントに見舞われながらも滑りきった。 【写真】演技終了後、両手で顔を覆う河辺 20日に行われた全日本選手権初日(大阪・東和薬品ラクタブドーム)のショートプログラム(SP)の6分間練習時に他選手と接触して転倒。「右手の感覚がなくて、ずっとしびれていて、動かすと痛いみたいな状況で、動かしてなくても痛い」ほどの状態だったというが、62・25点をマーク。「ぶつかった時からだんだん痛くなってきた。でも、アドレナリンでなんとかなった」と涙を見せた。 その一方で接触した選手を心配する場面も。「相手の子にまだ会ってない。自分のことでいっぱいいっぱいで、大丈夫だったか、ちょっとケガをさせていないかというところも不安ではある」と口にし、報道陣から無事を聞くと「本当ですか。良かったです」と安堵の表情を浮かべた。 22日のフリーに向けては「1日空くのがよかったなと思うので、しっかり休みたい」とまずは回復に努める構えだ。
東スポWEB