ドジャース、地区Vマジックが消滅 大谷は5戦連続安打、53個目の盗塁も…2位・パドレスと3差に接近
「ドジャース3-6ロッキーズ」(21日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手が「1番・DH」で出場し、3打数1安打2四死球だった。3試合連続アーチこそ逃したが、最終第5打席で中前打を放ち、5試合連続安打とした。九回に53個目となる盗塁を決めた。 【動画】お尻からポケット?がヒラヒラ 大谷の53盗塁にファンも両手掲げて大喜び! チームはロッキーズに競り負けた。2位のパドレスが勝ったため、ゲーム差は3に縮まり、ドジャースのマジックが消滅した。 初回の第1打席は三ゴロに倒れた。大谷が打席に入ると、前日に続いてスタンドは総立ちで拍手と大歓声が送られ、「MVP」コールもわき起こった。2-2からの5球目、見送ればボールとなる高めの速球をフルスイング。痛烈な当たりながらも、シフトを敷いた三塁正面を突いた。 三回の第2打席では2死からストレートの四球で出塁。続くベッツの左越え2ランでホームを踏んだ。 四回の第3打席は同点に追いついてなお2死一、三塁で巡ってきたが、2-2からの速球に手が出ず見逃しの三振に倒れた。 六回の第4打席は、相手投手の抜けたカーブが右肘付近を直撃。シーズン自己最多となる6個目の死球となり、球場には大ブーイングが巻き起こった。 19日にプレーオフ進出を決めているドジャースだが、この日は先発のビューラーが二回までに3失点。ベッツの2ランとフェデュシアと適時打で追いついたものの、ビューラーが直後の五回に被弾し、勝ち越し点を献上した。 その後、打線は2併殺などでチャンスを生かせず、九回に登板したハドソンが痛恨の2ランを被弾。その裏、大谷の安打をきっかけに2死満塁としたが、マンシーが空振り三振に倒れた。 ドジャースは22日(日本時間23日)にロッキーズと対戦し、24日(同25日)からはホームでパドレスとの3連戦という大一番を迎える。