ドジャースのロバーツ監督は、オンライン会見でワールドシリーズ第2戦に山本由伸が先発すると発表

　ドジャース山本由伸投手（26）が、26日（日本時間27日）のワールドシリーズ2戦目の先発を託された。 　22日（同23日）、ロバーツ監督がオンライン会見で明かした。25日（同26日）から本拠地で始まる初戦には右腕フラーティを指名。同監督は「山本は2戦目に先発する。シリーズが今後どうなるか、日程と休日を踏まえ、両投手をどこで起用するのかベストかを考えて」と話した。 　WSは本拠地で2連戦の後、1日の移動日を挟んで、ヤンキースタジアムで3連戦が行われる。再び1日移動日を挟み、本拠地で2連戦が行われる。同監督は山本について「2戦目、また6戦目に勝つチャンスを与えてくれる」と期待。盤石の左腕ベシアが故障から復帰予定で、「休日（移動日）明けの第3戦をブルペンゲームとするか、ビューラーでいくかはまだ分からない」とした。連投にならない第3戦で救援陣をつぎこむブルペンデーとし、第4戦に右腕ビューラー、第5戦は中4日で再びフラーティを登板させ、6戦で山本につなぐ可能性が高い。 　メジャー1年目の山本はここまでポストシーズンに3試合登板。1勝0敗、防御率5・11となっている。パドレスとの地区シリーズ第1戦では3回5安打5失点と崩れたが、ダルビッシュと投げ合った第5戦では5回2安打無失点と力投した。メッツとのリーグ優勝決定シリーズでは第4戦に先発し、4回1／3を4安打2失点と好投。ワールドシリーズ進出に貢献した。 　▼日本人投手がワールドシリーズで先発すれば、07年松坂（レッドソックス＝1試合）17年ダルビッシュ（ドジャース＝2試合）に次いで7年ぶり3人目。ダルビッシュは2試合とも敗戦投手になっており、先発勝利なら松坂が対ロッキーズ第3戦に勝って以来17年ぶり2度目となる。