2年前の函館記念を1枠から勝ったハヤヤッコ

函館記念(G3、函館芝2000m)は『枠順』に注目。超がつく内枠有利のレースで、『1～4枠』に入った馬が過去10年で7勝を挙げています。 JRA全10競馬場で直線が最も短い函館では、3～4コーナーで大外を回って差し切るのは至難の業。 距離ロスを最小に抑えられる内枠に入った馬が圧倒的有利なコースなのをご存知でしたか？ ▼函館記念の枠順別成績(過去10年) 1～ 8番［7-8-5-59］複勝率25.3% 9～16番［3-2-5-70］複勝率12.5% 特に函館記念で激アツなのは『内枠に入った人気薄』です。2019年2着マイネルファンロン(9人気)、20年2着ドゥオーモ(13人気)、21年2着アイスバブル(14人気)と爆穴馬券を連発していて、22年の記事で推奨した1着ハヤヤッコ(7人気)も1枠からの激走でした。 今年、内枠に入った馬の中で要注目の1頭が④グランディアでしょう。「馬ごみに入れたほうがいいタイプ。詰まるリスクはあっても馬群が密集する小回りはいいと思う」という厩舎スタッフの談話どおり、内枠は大歓迎のタイプ。絶好枠を引き当て激走の期待が膨らみます！