【葵Ｓ・玉木の特注馬】カルチャーデイは四位厩舎として初めて重賞で武豊騎手に依頼「追い切りに乗ってもらう予定」
◆第７回葵Ｓ・Ｇ３（５月２５日、京都・芝１２００メートル） 新馬Ｖ以来の１２００メートルで、カルチャーデイ（牝３歳、栗東・四位洋文厩舎、父ファインニードル）が面白い。前走の報知杯ＦＲは出たなりで運んだが、次から次へと前に入られ、頭を上げてムキになっていた。直線も他馬と接触するシーンがあり、不完全燃焼の７着だった。 今回は武豊騎手と初コンビ。今年はまだ１戦だが、昨年は厩舎として１０戦依頼して３勝しており、ＪＲＡ重賞では初めての依頼で勝負気配が漂う。 この中間は５月１２日、１５日と、新馬戦の前以来となる栗東・ＣＷコースでの長めからの追い切りを消化。四位調教師も「前走はもったいない競馬で、消耗も大きかった。しんんどい思いをさせて、少しずつ上向いてきた。ユタカさんには追い切りに乗ってもらう予定。１２００メートルを使いたかった」と期待を寄せる。まずは２２日に予定する初コンタクトが楽しみだ。（玉木 宏征）
報知新聞社
