一番ヤバいのは!? J1リーグ、降格危険度ランキング3位。さすがに絶望的? 奇跡は起きるのか
季節は秋になり、明治安田J1リーグは「優勝争い」と「残留争い」が激化する終盤戦に突入している。今季は下位3クラブがJ2に自動降格するという厳しい条件だが、J1に生き残るクラブはどこになるのか。今回は「降格危険度ランキング」と題して、残留争いに巻き込まれた下位クラブの終盤戦を展望する。 ※情報はすべて10月19日時点。スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。
3位:北海道コンサドーレ札幌 リーグ順位:19位(勝ち点32) 未消化試合数:5試合 降格危険度ランキング3位には、北海道コンサドーレ札幌を選んだ。言うまでもないがランキング上位3クラブは、現在J2降格圏に沈む札幌、サガン鳥栖、ジュビロ磐田である。 等しく降格の危険があるという点では、この3クラブの中で順位をつけることは不適当かもしれない。しかし、“鳥栖や磐田と比較して”札幌は残留の可能性がやや高いと判断して3番目に高い危険度とした。 その理由は、札幌のリーグ後半戦の結果と、残りの対戦相手のラインナップにある。 前半戦はかなり低調なパフォーマンスだった札幌だが、後半戦では大きな取りこぼしは少ない。残留争いのライバルである鳥栖、磐田、京都サンガF.C.との直接対決で軒並み勝利し、ヴィッセル神戸、FC町田ゼルビアから勝ち点1を奪うことに成功している。 札幌には4試合が残されている。うち2試合は同じく残留を争う湘南ベルマーレと柏レイソルとの対戦だ。彼らも死に物狂いで勝利を狙ってくることは間違いないが、ここで札幌が勝利すると残留がぐっと近づく。 ただ、まずは目先の2試合に集中だ。名古屋グランパスには勝利したが、次節のセレッソ大阪戦でポイントを落としては意味がない。 あまりにも絶望的な状況にあることは変わりないが、札幌は奇跡の逆転残留を掴み取ることはできるだろうか。
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