南野が先制アシスト！(C)Getty Images

22日にリーグ・アン第5節が行われ、モナコとル・アーヴルが対戦した。 開幕4試合でリーグ最少タイの1失点の堅守を誇り、ここまで3勝1分けと無敗を継続しているモナコ。南野拓実は開幕戦以来のゴールが期待される中、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ（CL）・グループフェーズ第1節のバルセロナ戦に続いて先発。[4-4-2]の右MFで起用された。 【動画】南野の1mm？ 先制点をアシスト！ 9分、モナコが早々に先制する。南野がバイタルエリアでうまくボールを受け、ボックス内に侵攻。ここは相手に突破を阻まれたものの、こぼれ球に反応したフォラリン・バログンのシュートがボックス内の南野に当たってボールはゴール前左へ。南野がすぐさま反応し、ゴールラインギリギリのところで左足で折り返すと、ファーサイドのジョーダン・テゼがプッシュした。 先制に成功したモナコだが、30分にセットプレーから失点。左サイドのハーフウェイラインを越えたあたりからのロングボールをボックス右のゴティエ・ロリスに折り返され、最後はアブドゥライェ・トゥーレの落としをダレル・クジャエフに押し込まれた。 追いつかれたモナコは後半開始早々にピンチを迎える。47分、ル・アーヴルの自陣でのセットプレーからプレーを再開すると、あっさりと縦に簡単につながれ、最後はヤシン・ケフタのスルーパスに抜け出したジョズエ・カジミールにゴールネットを揺らされる。逆転を許したかに思われたが、VARの末にオフサイドの判定が下されて、ゴールは取り消された。 難を逃れたモナコは直後にチャンス。J・テゼが南野とのワンツーでボックス右に侵攻。中央へのラストパスにF・バログンがニアサイドで合わせたが、相手DFの寄せもあり、決めきることができない。その後、先制点をアシストしたものの、以降は効果的なプレーが少なかった南野は61分に途中交代した。 勝ち越しゴールが生まれたのはその5分後、後半開始から投入されたベン・セギルがボックス左手前でパスを受けると、右足を振り抜いてゴール右へと蹴り込んだ。 これで再びリードを奪ったモナコはさらに70分、デニス・ザカリアのパスカットからジョージ・イレニケナを経由して、最後はボックス内のF・バログン。右足で合わせ、点差を2点に広げた。 その後、モナコは時折押し込まれる場面もあったが、最後までこのリードを守り抜いて試合をクローズ。3-1で勝利したモナコは連勝で開幕5試合無敗を継続。一方のル・アーヴルは今季初の連敗を喫している。