京都が松田天馬&豊川雄太弾で下位直接対決に勝利! 札幌は痛恨4連敗で最下位脱出ならず
明治安田J1リーグでは15日、第18節の京都サンガF.C.vs北海道コンサドーレ札幌が行われた。 【動画】京都の連動プレスから豊川雄太弾! 直近7試合2分け5敗未勝利の19位・京都が、3連敗中の最下位・札幌をホームに迎えた一戦。勝ち点11同士の下位直接対決に向けて、京都は豊川雄太や原大智、川﨑颯太ら、札幌は鈴木武蔵や小林祐希、荒野拓馬らを先発起用した。 ともに負けられない一戦で先手を取ったのは京都だった。右サイドでボールを持った福田心之助がクロスを供給すると中央の松田天馬が反応。右足で合わせて先制点を決め切る。 さらに20分、前からの連動したプレスでボックス内の馬場晴也から松田がボールを奪う。ルーズになったボールを拾った豊川雄太が右足で冷静に沈めてリードを広げる。 反撃に出る札幌は前半終盤にゴール前の荒野が平戸太貴からのファウルで倒れた可能性があるとしてVARが介入。しかし、オンフィールドレビューの末にノーファウルと判定される。 折り返して迎えた後半、2点を追う札幌は西野奨太に代えて長谷川竜也を投入。攻勢を強めていくがなかなか得点には至らない。61分には左サイドからのクロスに反応した近藤友喜がボックス手前中央からシュートを繰り出したが枠を上に外れる。 終盤にかけて雨足が強くなる中で互いに選手を入れ替えていく。京都も徐々にポゼッションを取り戻して一進一退の攻防を繰り広げるが次の一点は生まれない。 結局、京都が2-0で勝利した。この結果、京都は4月以来となる8試合ぶりの白星を飾って1位を維持。一方の札幌は痛恨の4連敗で最下位のままとなっている。