阪神・村上「今年の成績では無理」開幕投手よりまずは開幕ローテ 地に足つけた目標「まず6人の枠」
「阪神秋季キャンプ」(8日、安芸) 阪神・村上頌樹投手(26)が8日、来季に向けて開幕投手よりも、まずは開幕ローテをつかむ考えを示した。 今季まで2年連続で開幕投手を務めた青柳が、ポスティングシステムによるメジャー挑戦を表明。7日には誕生日を迎えた才木が、開幕投手への意欲を語ったばかり。23年MVP右腕も開幕投手候補の1人に挙げられてしかるべきだが、今季は7勝止まりとあって「できればいいですけど、まだ今年の成績では本当に無理なので。(青柳移籍で)一つ先発の枠が空くかもしれないので、自分もまず6人の枠に入れるようにしたい」と地に足をつけて目標を掲げた。 2年連続で行ってきた1月の青柳との合同自主トレは、継続予定だという。「来年チームにいないかもしれないですけど、青柳さんに教わったことをまた1年間やろうと思っています」。去りゆく師匠の教えを胸に、巻き返しを狙う。