“キャリア初の国外挑戦” リバプールのスロット新監督がいよいよプレミア初指揮へ「性急な評価はやめてくれよ」
リバプールのアルネ・スロット新監督が、いよいよプレミアリーグ初指揮に挑む。 フェイエノールトからリバプールへ、現役時代を含め、サッカーキャリアで初めて母国オランダを飛び出したアルネ・スロット。17日、プレミアリーグ第1節で昇格組イプスウィッチ・タウンとのアウェイゲームに臨む。 【動画】2002年2月10日…リバプール最後の“敵地イプスウィッチ戦”では、サミ・ヒーピア、マイケル・オーウェンらの得点で『6-0圧勝』 リバプールは指揮官交代が実に9年ぶり。 勝敗にかかわらず沢山の思い出が詰まったユルゲン・クロップ体制が終わったことで、クラブ内外がスロット新監督に不安を覚えるのは、ある意味仕方ないと捉えるべきか。 スロット新監督自身もこういった部分を察知しているようで、「性急に評価を下さないでくれよ」と前日会見で呼びかけ。イギリス『ミラー』が伝えている。 「タイトルを争うライバルの実力は誰もがよく知っている。しかし、彼らが今まさにどのようなチーム状況か、何を改善しようとしているのか、何が改善されたのか…こういった部分を見極めなくてはならない」 「どんなクラブも毎シーズン、新しくも同じような自問自答を繰り返す。『この順位はふさわしい位置か?』と誰もが投げかけるが、今この段階で何かを言うのは時期尚早だよ」 「私のチームがどういったチームになっているのか、5~6試合、7~8試合戦えば、見えてくるだろう。その頃に最良のカタチを披露している自信ならあるよ? 自分たちだけでなく、ライバルの状況もわかってくるからね」 初戦は22年ぶり昇格のイプスウィッチと対戦、敵地でランチタイムのキックオフ。スロット・レッズは初陣を飾れるか。遠藤航は定位置を確保できるのか。今季もリバプールに注目だ。 「イプスウィッチ戦では、まず、プレシーズンの出来を継続したうえで、改善の兆候を得たい。昇格してきたチームがホームで醸成するエネルギーは凄まじいだろうが、できれば最高の内容で勝ちたい。難しそうなら、悪い内容で勝ちたい」
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