キム・カーダシアン、息子がマイケル・ジャクソンと同じ皮膚疾患を患っていることを告白
カニエ・ウェストとの間に4人の子どもをもうけているキム・カーダシアン。息子の1人が患者数の少ない希少な皮膚疾患にかかっていることを明らかにした。 【写真】年齢を重ねるほど魅力炸裂! キム・カーダシアンの大胆ファッション40連発
今週、女性の健康に関するポッドキャスト「She MD」に出演したキム。ホストを務める産婦人科医のタイス・アリアバディに自分が長年乾癬に苦しんでいることを語った。乾癬は皮膚が炎症する疾患で、乾燥して剥がれ落ちる症状が出る。
乾癬は発病の主な要因は遺伝的なものだと考えられている。キムは以前から自分の疾患について語ってきたが、自分の子どもたちの1人にもある珍しい皮膚病が遺伝していることを初めて語った。キム曰く「(乾癬は)私の母から私に遺伝した。そして別の形で息子に伝わった。息子には軽度の白斑がある」。白斑とは色素を生成する細胞が機能しなくなる疾患。皮膚の色が白く抜ける症状が見られ、マイケル・ジャクソンもこの病気にかかっていたことを公表している。新聞「ニューヨークポスト」によると「患者は世界の人口の0.5%から1%」という珍しい病気である。キムは息子の症状が「今はコントロールできている」と語っている。
「私はこの病気について何も知らなかった」とキム。「でもどうしてその病気になるのかを調べ、遺伝性であることを知った。さらに多くのことを学び、今ではそれを分かち合うことができるようになっている」。8歳の長男セイントと5歳の次男サームのどちらに遺伝したのか、子どもにどのような症状が見られるのかについては息子のプライバシーを考えたのか明かさなかった。
この番組でキムは主に自分の乾癬について語った。症状に気がついたのは30代に入ってからで「スパンコールのドレスを着ているときに痒みを感じた」のがきっかけだった。「コルチゾンを注射して一時的に症状が治ったけれど、5年後に再発した。それ以来治らない」と話している。「治療のためになんてもやった。特別なハーブやホリスティックな治療法、6週間セロリのジュースを飲む方法や皮膚炎の部分に塗るクリーム、石鹸も自然なものから自然ではないものまで、いろいろ試した」。姉妹の中で自分だけ、母のクリス・ジェンナーから遺伝したと話している。
キムはこれまでにも度々症状の写真をインスタグラムに投稿、姉のコートニー・カーダシアンのライフスタイルサイト「Poosh」でこの疾患について自分の経験を綴ったこともある。最近は「症状を和らげるのに日焼けマシンが効く」と発言し「発言の根拠がない」「軽率だ」批判を浴びていたが、影響力の大きな彼女が疾患について発言することで世の中の理解が深まるきっかけになるのではないかと期待する声もある。