TSMCが充電ステーション 電動スクーター利用拡大に向け 台湾企業と共同で
電動スクーターメーカーの台湾Gogoro(ゴゴロ)が、半導体受託製造の世界最大手TSMCと共同で、電池交換ステーション15カ所を新設する。ゴゴロの電池交換ステーションは身近な場所で電池交換できるため、電動スクーターや電動バイクの利用者が増えている。 【関連写真】ゴゴロの充電ステーション 両者は17日から、100%クリーンエネルギーによる充電交換基地「ゴーステーション」15カ所を台北市やその他の都市に設置した。100%再生可能エネルギーを使う交換基地はゴゴロにとって初の試みという。同時にTSMC本社がある新竹市を中心に、ゴゴロの電動スクーターのシェアリングサービスも開始した。 ゴゴロの創業者でもあるホレイス・ルークCEOは「当社とTSMCは住民が充電可能な二輪車を気軽に利用できる環境づくりが重要との観点から協業に至った」とコメント。 TSMCのローラ・ホー上席副社長も「住民が通勤や旅行で二酸化炭素排出ゼロの交通手段で移動を楽しんで欲しい」と語った。
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