除雪中に死亡事故も…12月として記録的大雪 週末にかけて再び寒波到来か
寒波襲来で雪が降り続く北日本では23~24日にかけて、12月としては記録的な大雪となり、大きな影響が出ている所もあります。 【画像】除雪中に死亡事故も…12月として記録的大雪 週末にかけて再び寒波到来か 札幌では今シーズン最大の積雪を記録。あまりの量に思わず本音が…。 雪かきする女性 「もう嫌。もういいです」 この冬初の寒波は、北日本に記録的な積雪をもたらしています。青森市酸ケ湯では、12月としては初めて積雪が3メートルを超えました。 弘前公園では、松の木約70本が雪の重みで倒れたり、枝が折れるなどの被害が出ました。 今月からお濠の桜をライトアップするイベントを開催。枝にしっかり雪が積もることで“冬に咲く桜”が満開を迎えるといいます。桜の枝が折れるなどの被害は出ていませんが、公園では倒木や落雪に注意するようアナウンスをしています。 急な積雪で新聞配達も一苦労です。 新聞配達をする 前田有史さん 「ポストはここなんです。でもこんな状態で腰・胸まで。悲惨だよね重たいから」 午前3時に出発して、通常は3時間ほどで配り終わるといいますが…。 新聞配達をする 前田有史さん 「(配達用の)車が遠いです」 「道の前、倒木。無理。ダメです。無理です」 雪の影響か、倒木が行く手を遮ります。 新聞配達をする 前田有史さん 「除雪車が通る時間と(配達が)合わないところが多々ある。普段だと午前6時くらいに配達が終了するが、23日24日は午前8時になってました」 この雪で事故も起きています。新潟県上越市では、池田良治さん(76)が除雪機に巻き込まれて死亡しました。上越市では、今回の寒波で30センチ以上の積雪を記録していて、池田さんは近隣住民に頼まれて除雪作業中でした。 今回、大雪をもたらした寒波のピークは24日までとみられます。ただ、週末にかけて再び寒波が来ると予想されていて、帰省や旅行などの足に影響が出る恐れがあり、注意が必要です。
テレビ朝日