パートナーの隣で眠るのが辛い?!スカンジナビア睡眠法 を試してみて
パートナーのことを愛していても、一つ屋根の下でともに暮らす中で訪れる試練や苦難は決して少なくない。中でも、ベットを共にすることを考えると、思わずため息をついてしまう人もいるのでは?そう考えると、TikTokで「スカンジナビア睡眠法」が話題になっていることにも納得できる。この睡眠法は、多くの人の睡眠習慣に禅の境地を取り戻しただけでなく、カップルの関係性の修復にも役立っているんだとか。パートナーの隣で眠るのが辛いとお悩みのあなたは、ぜひ参考にしてみて。
パートナーと寝ることのメリット
一般的に、パートナーとベッドを共にすることは、二人の関係だけでなく、睡眠の健康にとってもメリットがあるということ知ってる? 睡眠に関する調査や教育リソースを提供しているThe Better Sleep Councilによると、愛する人の隣で眠ることで、脳からオキシトシン(別名 ”愛情ホルモン”とも呼ばれる)が分泌されるんだって。この物質により、不安を軽減し、落ち着きと安心感を植え付け、より良い深い眠りを得ることができるんだとか。同様に、パートナーの穏やかな呼吸パターンは、あなたが眠りに落ちやすくするリズムを作ることができるそう。 だけど、待って。これを知って、首を傾げている人も中にはいるはず。例えば、パートナーのいびきがまるで車のバックファイアのようだったり、電気をつけたまま夜更かしするのが好きだったりすると、決していい夢なんて見れない。そして、地味だけど、布団の取り合いも、パートナーとベットを共にすることで直面する問題の一つとして、よく言われること。毛布を取り合ったり、寝返りに耐えたりするのは、決して理想的とは言い難い。そこで注目したいのが「スカンジナビア睡眠法」だ。
スカンジナビア睡眠法とは?
2023年10月、スウェーデン人のセシリア・ブロムダールがTikTokに投稿したことがバイラルとなり、何百万人ものTikTokユーザーがこのスカンジナビア睡眠法を知ることとなった。この方法は、スウェーデン、ノルウェー、デンマークのスカンジナビア諸国で人気のある睡眠スタイルであることからその名がついたもの。 スカンジナビ睡眠法では、パートナーはベッドを共有するが、大きな布団を共有する代わりに、自分のシングルサイズの羽毛布団の下で眠るというもの。この方法により、睡眠に関する混乱を最小限に抑えることができ、夜間に各自が体温調節をすることができるようになる。 ちなみに、掛け布団や毛布を使うこともできるが、羽毛布団はスカンジナビアやその他の寒いヨーロッパ諸国で発達したものなので、スカンジナビア睡眠法では伝統的に使われているんだそう。