ここまで無得点、FKに関して批判も…C・ロナウドにポルトガル代表指揮官「まさに模範だ」
ポルトガル代表のロベルト・マルティネス監督は、ここまで無得点のFWクリスティアーノ・ロナウドについて語った。 いよいよ準々決勝スタート!EURO2024 試合日程・結果・順位表 EURO2024が6度目のEURO出場となった39歳のC・ロナウド。しかしグループステージ3試合すべてに先発出場するもノーゴールに終わり、PK戦の末に勝利したラウンド16のスロベニア戦では延長戦でPKを失敗するなど、ここまでゴールを奪えていない。 これを受けて一部では「C・ロナウドを先発から外すべき」との声も上がっている。しかしマルティネス監督は、5日の準々決勝フランス戦を前にした会見でエースへの信頼を強調した。 「すべてを勝ち取り、代表での試合数や得点数に関しても偉大な記録を持つ選手だ。彼を見られるのは素晴らしいこと。彼がもたらすフレッシュさは驚くべきものだ。日々勝利を求め、日々競い合うことを望む。まさに模範だよ。このような献身性のある選手がいるとき、過去の功績について忘れてしまうものだ。これは特権だ」 なおC・ロナウドは、過去の国際主要大会で通算61本の直接FKを放ち、そのうち決まったのは1本だけ。この決定率に関しても批判が相次いでいる。それでも指揮官は、「選手たちは練習している。クリスティアーノとブルーノ(フェルナンデス)が試合の中で責任を負う選手だ。特徴や位置、時間帯次第だが、2人のハイレベルのキッカーがいて我々は幸運だ」と話すと、批判が上がる現状についても語った。 「(C・ロナウドを交代させないことへの)批判は仕事の一部だ。私とスタッフはそれぞれの試合に向けて準備している。批判は代表チームに対する人々の情熱を示したものであり、我々はこれを受け入れている。私は選手たちを毎日見ていて、決断を下している。私の仕事は選手たちをベストの状態でプレーさせることであり、これこそ私が明日の試合に向けてやることだ」