阪神・前川右京がフレッシュ大賞 1000万円独り占め 運用に「よくわからない」
阪神タイガースファン感謝デー(23日、甲子園)阪神・前川右京外野手(21)が今季活躍した若手に贈られるフレッシュ大賞を受賞した。今季年俸850万円を上回る賞金1000万円を〝独り占め〟し、満面の笑みを浮かべた。 「いつも(受賞は)2、3人だった。1人だったので、びっくりしました」 同賞は2008年オフに制定され、受賞対象は開幕時で30歳以下、年俸3000万円未満の選手。昨年は小野寺、桐敷、石井の3人が受賞し、1000万円を山分けした。 前川は高卒3年目の今季116試合に出場し、打率・269、4本塁打、42打点。後半はレギュラーに定着した。藤川監督は「(賞金を)運用すればいいですけど」と投資のススメ。前川は「運用って? よくわからないです。家族やお世話になった方になにか買えたら。自己投資もしたいですね」と声を弾ませた。(三木建次)