【「パタゴニア」2024年秋冬展示会速報(後編)】街で使えるフリース&ダウン新作をいち早くチェック PART.1
酷暑の7月下旬に開催されたパタゴニアのFW24 プレスプレビュー。後編ではライフ・アウトドア、つまりデイリーウェアにフォーカス! 新型フリースジャケットやアップデートされたジャクソン・グレイシャー・ジャケット、ブラックホール・シリーズもピックアップ。 【写真】「パタゴニア」2024年秋冬展示会速報・街で使えるフリース&ダウン新作の画像をもっと見る
01.メンズ・レトロ-X・トラッカー・ジャケット¥36,300
牧野:ライフ・アウトドアでは今シーズン、「レスポンシブル・フリース」をテーマに「何がレスポンシブルか?」を発信していきます。具体的には「リサイクル素材」と「フェアトレード縫製」にフォーカスして、カーボン削減や労働者の生活を向上させていることなどを伝えます。 今季は新作よりも定番をブラッシュアップすることに力を注いでいるパタゴニア。そんな状況でも新作を見逃さないのがUOMOのふたりだ。 山崎:着てみました。このパイルの厚み、もしやレトロ-Xシリーズですか? 牧野:はい。縁取りのコーデュロイはオーガニック・コットンです。ほかにも両面フリースのシンチラ・シャツ・ジャケットも新製品で登場します。
02.メンズ・ヘリテージ・スタンドアップ・パンツ ¥19,800
薬師神:このダブルニーのようなパンツも新製品? 牧野:フリース以外ではこのスタンドアップ・パンツが新製品です。定番のスタンドアップ・ショーツは有名ですが、もともとは同じデザインを踏襲したスタンドアップ・パンツもあって。今シーズン、復刻されました。 ヒップ部分のポケットの形状もユニークなスタンドアップ・パンツにも古いロゴがあしらわれている。こちらはベーシックカラー。
03. ロングスリーブ・ストラタスパイア レスポンシビリティー¥8,250(左/黒) 04. ストラタスパイア・アップライザル・フーディ¥13,200(右/白)
山崎:ピーター・サヴィルのグラフィックを彷彿とさせます。 薬師神:白ベースもありますが、白だとジョイ・ディヴィジョン感が薄くなりますね。 このグラフィックの名称、「Strataspire(ストラタスパイア)」は「Strata(地層)」と「Spire(尖った頂)」からなる造語。ロックTの人気グラフィックに似ているが、フィッツロイの山群を描いたものだ。1990年代にパタゴニアのサンダルのソール・エンボスパターンとして考案され、後にTシャツに採用されて好評を博し、今シーズン再登場。