ZOZOチャンピオンシップ2024　最終日　優勝を果たし笑顔で抱き合うN・エチェバリア＝2024年10月27日（撮影・横山健太）

＜米国男子ゴルフツアー：ZOZOチャンピオンシップ＞◇最終日◇27日◇千葉・習志野CC（7079ヤード、パー70）◇賞金総額850万ドル（約12億7500万円）優勝153万ドル（約2億2950万円） 　首位から出たニコ・エチャバリア（30＝コロンビア）が、逃げ切りで23年プエルトリコ・オープンに続く、ツアー通算2勝目を挙げた。5バーディー、2ボギーの67と3つ伸ばし、通算20アンダー、260。2位に2打差をつけてスタートしたが、最終18番パー5のバーディーパットを打つ前には、同じ最終組で、19アンダーで先にホールアウトしていた、ジャスティン・トーマス、マックス・グレーサーマン（ともに米国）の2人に並ばれていた。それでも最後は、1メートル足らずのパットを決めきり、バーディー締め。右手を力強く握り締めた。 　13アンダーの杉浦悠太が、17人が出場した日本勢最上位の6位となった。杉浦は16位から出て、6バーディー、ボギーなしの64と6つ伸ばした。日本勢唯一のトップ10入り。トップ10ったことで米男子ツアーの次戦、ワールドワイドテクノロジー選手権（11月7～10日、メキシコ）への出場権を得たが、実際に出場するかどうかは、賞金王を目指している国内ツアーと、どちらに出場するかを熟考して決めるという。日本勢は清水大成が10アンダーで16位、米沢蓮が9アンダーで22位と続いた。 　今季2勝でパリ五輪銅メダルの松山英樹は、59位から出て、3バーディー、1ボギーの68と2つ伸ばし、通算4アンダーで46位で4日間を終えた。昨年大会4位の石川遼は、2つダブルボギーをたたくなど2つ落とし、通算2アンダーで56位に終わった。 　昨年大会優勝のコリン・モリカワ（米国）は3アンダーで54位、今季メジャー2勝で、第1ラウンドが70位と出遅れたザンダー・シャウフェレ（米国）は5アンダーで41位だった。