ジャイアンツの”起爆剤”に…?巨人、1軍定着が待たれる有望株(2)阿部監督が“開幕スタメン抜擢”で
シーズンも佳境を迎えている2024年のプロ野球。読売ジャイアンツは、熾烈な優勝争いを繰り広げている。残り少ないゲームで白星を重ねるためには、起爆剤となる選手の台頭も望まれるところだろう。今回は、一軍定着が待たれる巨人の若手有望株を紹介したい。(※今季成績は9月10日時点)
佐々木俊輔
投打:右投左打 身長/体重:174cm/80kg 生年月日:1999年11月6日 経歴:帝京高 - 東洋大 - 日立製作所 ドラフト:2023年ドラフト3位 華々しいデビューから一転、悔しさを味わっている佐々木俊輔。シーズン終盤に再び一軍定着を狙う。 帝京高、東洋大と強豪校を経て、社会人野球の日立製作所でプレーを続けた佐々木。全国大会の舞台でも活躍すると、俊足強打の外野手と高く評価され、ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団した。 即戦力として期待された今季は、オープン戦から打ちまくった。惜しくも規定未満ではあったが、打率.400(45打数18安打)をマークし、「1番・中堅」で開幕スタメンの座を勝ち取った。 阪神との開幕戦では、いきなりプロ初安打・初打点を記録。ところが、その後はプロの壁に阻まれ、5月にファーム降格を経験。以降は一軍と二軍を行き来する状態となっている。 それでも、8月以降はファームで打率を急上昇させるなど、好調をキープ。同月23日には再び一軍昇格を果たした。 外野手争いは熾烈を極めているが、巡ってきたチャンスで結果を残していきたい。
ベースボールチャンネル編集部