レッドソックスの先発ニック・ピベッタが投じた疑惑の1球

【MLB】マリナーズ－レッドソックス（3月29日・日本時間30日/シアトル） 　どう見ても疑惑のジャッジだった。吉田正尚外野手が「3番・DH」で開幕から2試合連続スタメン出場した試合、レッドソックスのバッテリーが見逃し三振を確信したにもかかわらず、球審の手は上がらず。これには「入ってるよ！」とファンも唖然とした。 【映像】どう見てもストライク…疑惑のジャッジの瞬間！ 　3月29日（日本時間30日）にシアトルで行われたマリナーズvsレッドソックスで、誰もが首を傾げるようなジャッジが起きてしまった。 　両チーム無得点で迎えた3回表、2死走者なしの場面、レッドソックスの先発ニック・ピベッタは、マリナーズの一番打者J.P.クロフォードを2つの変化球で追い込んだ。三球勝負で投じたアウトローへの94.4マイル（約151.9キロ）のストレートは、中継映像で見ても、完全にストライクゾーンの枠の中だ。バッテリーも三振を確信して颯爽と立ち上がってベンチへと走り始めたが、なんと、球審の手が上がらなかったのだ。 　何事もなかったかのようにインジゲーター（スコアカウンター）を操作してボールとする、なんとも無情な判定となってしまった。 　これにはABEMAのコメント欄でも「うそー！」「入ってるよ！」「これがボールになるの」と疑問を呈する投稿が相次いだ。実際、この日の球審は低めのジャッジが厳しく、同様にストライクゾーン内に収まっていてもボールとなる場面が何度かあった。 　最高のボールがボールとなり投球が乱れてもおかしくはなかったものの、ピベッタとマグワイアのバッテリーは慌てることなく持ち場に戻り、次の球でクロフォードをファーストゴロに打ち取って事なきを得た。ただし、納得がいかなかったのか、ピベッタはベンチに帰る際、球審と言葉を交わす一幕も。「あれは低かったのか？」「ストライクじゃないのか？」とでも確認していたのかもしれない。  （ABEMA『SPORTSチャンネル』）