東大理三・現役合格! 上田彩瑛「焦る気持ちもわかりますが…」受験生当時の“今の時期”の心境を振り返る
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。 全国の受験生を全力で応援するコーナー「応援部 宣言メイト! supported by カロリーメイト」(毎週金曜 22:07頃~)では、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)こと“こもり顧問”と、水曜~金曜を担当するアンジー教頭こと“アンジー副顧問”、さらには月替わりの“特別コーチ”が、受験生を応全力で応援していきます。 12月は、現役東大生で医学部6年生の上田彩瑛(うえだ・さえ)さんが特別コーチを担当。12月20日(金)の放送では、受験生当時の今の時期の心境を振り返りました。
2000年生まれ、大阪府出身の上田さん。東京大学のなかでも最難関と言われる理科三類に現役で合格し、1年生で「東大ミスコン2019」でグランプリを受賞。その後、医学部に進学し、現在は東京大学医学部6年の現役大学生です。 * こもり校長:上田先生は東大、国立大受験ということで、3月まで受験を続けてきたかとは思いますが。やっぱ徐々に周りの子が合格しだす報告を聞くと、焦ったりしましたか? 上田先生:そうですね。私の学校は結構、比較的推薦の子は少なかったんですけど、実際にそういう報告を聞くと、嬉しい反面やっぱりちょっと焦るなっていう気持ちもわかります。ですが、当時の私たちのような一般受験の子が頑張らないといけない期間と、推薦の子が今まで力を入れた期間が別なだけ、っていう話だと思うんですよね。 こもり校長:なるほどね! 上田先生:なので、その(推薦の)子たちは本当に毎回、学校の勉強にすごい力を入れて、中学1年生から頑張ってきたかもしれない。それと私たちが今ラストスパートをかけないといけない時期っていうのは、また違うものだなと捉えて、お互い合格して3月を迎えたらいいな、と思っていました。 こもり校長:普通はそういう考え方には至らないよね。今しか見れないとか、切羽詰まってくると、より周りの子がうらやましく思う時期もあるじゃない。 アンジー教頭:でも、見方を変えると、すごくポジティブですよね。“今頑張るタイミングが違っただけ”っていう。 こもり校長:しかも、頑張ってきた子たちが報われている報告だから、逆に自分が頑張り続ければ報われるという結果でもあるわけだから。 アンジー教頭・上田先生:そうですね。 (TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」2024年12月20日(金)放送より)