株式投資で殖やす! お金のプロと考える、7億円or5000万円が当たったときの最適ムーブ
■あなたは手堅くいく? それともハイリスク? 買った宝くじが1等当せんしても、「散財していたら、いつの間にかなくなっちゃった!」なんてことにもなりかねない。そこで、サマージャンボで7億円かミニで5000万円が当たった場合に備えて、その使い方をお金のプロたちに考えてもらった! 【写真】インバウンド急増中の今、観光地の民泊オーナーになるのもあり! まずは小型株投資家の中野勘十さん。7億円が手に入ったらどうする? 「手堅くいくなら米国債とTOPIXインデックスに2.5億円ずつ投資をします。今後、米国がどこかのタイミングで利下げをした場合、債券価格が上昇するので米国債を購入しておきたいです。 そして、リスク分散の観点から米国以外に投資をするなら日本株かなと。推しはTOPIXインデックス。この1本で東京証券取引所に上場する株式銘柄を広く網羅するので堅実だと思います。残りの2億円で東京・神楽坂の低層高級マンションを購入して物欲を満たします」 米国債のリターンは約4%なので2.5億円分なら約1000万円、TOPIXの過去10年の平均リターンは10.68%なので約2670万円の年間収入が見込める! 国際市場の先が読みづらくても、分散してリスクヘッジすればおいしい思いができそう! 逆に、リスクを取ってでも増やしたいって場合は? 「流れに乗って一獲千金を狙うならフランチャイズ経営もありでしょう。それなら海外の養殖場で育てたニホンウナギを使うことで、品質を守りながら低価格でうなぎを提供している『鰻の成瀬』。 もしくは、すかいらーくグループが手がける『むさしの森珈琲』。こちらは銀座にも出店しており、会社としても本気度が見えるので、今後もっと伸びると思われます。 もちろん立地によりますが、1億円出せば『鰻の成瀬』なら2店舗、『むさしの森珈琲』なら1店舗はフランチャイズ経営できるはず。どちらのブランドも急成長中なので、勢いが続けば数年で回収できると思いますが、失速すれば数年で閉店もありえます」 スリル好きにはたまらない提案だ! 「また、インバウンド需要が伸びているので、飛騨高山で民泊業を展開してみるのもありでしょう。飛騨高山を狙う理由は、総合リゾート企業のリゾートトラストが進出しているから。つまり、大手がマーケティングして『伸びる』と見極めた観光地なんです」