【NFL】ジャガーズ戦で「ほぼ完璧な試合」を展開したビルズQBアレン
現地23日(月)夜、バッファロー・ビルズが47対10で大勝したジャクソンビル・ジャガーズ戦の前半に、興奮したビルズファンがクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンに浴びせていた“MVP”コールは、やや時期尚早だったかもしれないが、その評価が間違っているわけではない。 【動画】2024年第3週:ホームにジャガーズを迎えたビルズ
圧巻のパフォーマンスを見せたアレンは、試合序盤から5回連続で得点ドライブを演出し、34対3という大差でハーフタイムを迎えた。アレンはパス30回中23回を成功させて263ヤード、タッチダウン4回、インターセプト0回を記録。これはアレンにとって、4回以上のタッチダウンパスを記録した一方でインターセプトを0回に抑えた、キャリアで8回目の試合となった。また、パサーレーティングはキャリアで3番目に高い142.1をマークし、ランヤード(44ヤード)ではチームをけん引している。
チームメイトたちも“MVP”コールに賛成しているようだ。
『The Buffalo News(バッファロー・ニュース)』によると、コーナーバック(CB)キャム・ルイスは「個人的には、彼がリーグで最高のクオーターバックだと思っている」と語ったという。
また、ガード(G)デビッド・エドワーズは「彼はとにかく特別だ。彼が見せる投球は、言葉では言い表せないほど素晴らしい選手であることを物語っている。歴史に名を刻む偉大な選手の1人だと思う」とコメント。
『ESPN』によると、タイトエンド(TE)ドーソン・ノックスは「ほぼ完璧な試合だった」と話したという。
変化に富んだオフシーズンを経て、ビルズはアレンにチームをけん引してもらう必要がある中でシーズン開幕を迎えた。そして、アレンはビルズ幹部が期待していた以上の活躍を見せている。
3試合を終え、アレンはNFLで唯一、合計9回のタッチダウンを決めた一方でインターセプトを一度も喫していない選手となっている。シーズン最初の3試合でインターセプトが0回というのは、アレンにとってキャリア初の快挙だ。