大谷翔平はWSインタビューを“拒絶”、日本シリーズからも“追放”のフジテレビが払う大きすぎる代償
WSが開幕した10月26日、同じ日程で福岡ソフトバンクホークス対横浜DeNAベイスターズによるプロ野球「SMBC日本シリーズ2024」も開幕。初戦をTBSが生中継したのだが、その裏番組としてWSダイジェスト版を“再放送”したフジテレビ。 これがNPB(日本野球機構)の怒りを買い、同局の日本シリーズ取材パスが剥奪されたことを『毎日新聞』が報じる。しかし、そんな“処分”を意にも介さないのが今のフジテレビか。 「実際、再放送の需要があったのでしょう。日本シリーズに迫る視聴率を記録したことで局内でも“正当化”されてしまったのか、その後も嘲笑うかのようにNPB主催のビッグイベントにWSを被せてきたのです。 NPBの問答無用の対応にも疑念が持たれていますが、長年にわたってプロ野球に貢献してきた特別協賛の『三井住友銀行』への顔向けもあります。関係が拗れつつある現状、日本シリーズだけでなく、プロ野球からフジテレビを“追放”する可能性もなくはない」(前出・ディレクター、以下同)
NPBとはサポート関係にある大谷
そんな国内での騒動が、WSを制した大谷に与える影響とは? 「昨年のWBCでは日本代表・侍ジャパンの“主軸”として積極的にチームに携わった大谷。その侍ジャパンを統括し、選手らをサポートしたのはNPB。大谷投手は世界一になった後、スタッフにも感謝を述べて労ったと言います。 そんなNPBを蔑ろにするようなフジテレビの醜聞が、彼の耳にも入っていたとしたら。面目を潰される形となった元木さんは気の毒ですが、あの対応ぶりを見る限りは大谷との溝はすぐには埋まらないようにも思えます」 第1戦のロサンゼルスから大谷を追っかけていた元木だが、フジテレビで不定期放送される、中居がMCを務める野球バラエティー番組『たまッチ!』を兼ねた取材とも見られている。 おそらくシーズンオフに放送予定なのだろうが、もしかすると“主役不在”の番組にならないか、中居はそこを心配したのかもしれない。