「元おニャン子の娘」が“セクシー女優兼アイドル”になったワケ。デビューを伝えたとき、親の反応は
現在は「現役セクシー女優のアイドル」として活動中
――西元さんは、セクシー女優としての所属とアイドルとしての所属で、事務所が分かれていますよね。これは西元さんの中で、セクシー女優とアイドルを分けて活動したい、と考えているためですか? 西元:いえ、私としては全然そのふたつを分けて考えてはいません。そもそも今アイドルとして所属している「JUGS MAFIA(ジャグズマフィア)」は、かなり個性的なメンバーがそろっていまして。私はそのなかで「現役セクシー女優のアイドル」として活動しているので、全然分けていないんですよ。 ――「アイドルのなかにセクシー女優がいる」という状況は、ファンからどんな反応があるんでしょうか。好意的な声ばかりではないかと思いますが。 西元:ファンから、というより、業界的に偏見が強かったですね。私、今まで4つのアイドルグループに所属したんですけど、2番目と3番目のグループでは「セクシー女優であることは隠す」「お客さんに話を振られても知らん顔をする」て条件で活動していたんです。 だから「西元めいさ」も名乗れずに、別名義でアイドルしてたんですよね。今のグループは自由なので、すごくやりやすい環境です。
「まったく新ジャンルのアイドル」として推してほしい
――それで名前を分けていたんですね、納得しました。今の「JUGS MAFIA」ではどんな状況ですか? 西元:セクシー女優のことをオープンに、ネタにすることでファンもめちゃくちゃ増えましたね。メンバーもノリが良くて、レッスンしてるときに私の出演作をわざと流してきたり、みんなで鑑賞会をしたりしています(笑)。 ――仲が良いですね。でも「アイドルは清楚じゃないとダメ」ってファンもいるのでは? 西元:それはいますね、でもそういう方は、清楚なアイドルを推してもらえればいいか、と。私は「まったく新ジャンルのアイドルとして見てね」と思ってますので。
母親のことをSNSにアップしたときには批判的な意見も……
――西元さんはSNSでの発信が注目を集めていますが、あれは狙ってやっているんですか? 西元:とにかく目立たないと、とは思っていますが、私自身はけっこう普通のことを言っているつもりなんです。思ったことやあったことをボン、と書いている。 ――でもそれで注目を浴びちゃう場合がある、それって怖いと思いませんか? 西元:最初の頃は、ちょっと怖かったですね。最初にバズったのは「私のお母さんは元おニャン子」ってやつだったんですけど、いろいろ言われました。「親をダシにして自分を売ろうとしている」みたいに。でもそこからライブで私を実際に見て、ファンになってくれることもあったんです。 ――ファンになる入り口は、いろいろあるってことですね。でも批判的なことを言われるのは、ツラくないですか? 西元:最初はツラかったですけど、今はもう何を言われても気にしないようにしています。そういうことを言う人って、いなくなることはないので、気にしても仕方がないな、と。