【台風情報】台風25号(ウサギ)が発生 “統計史上初” 11月に台風4つ 台風の名前はどう決まる?名前140個一覧も掲載〈台風25号の進路予想〉
一覧表の1番は「ダムレイ」で、これはカンボジアが提案した名前で「象」を意味します。 この名前は2023年の台風10号に付けられました。 今年8月、“ノロノロ台風”と呼ばれた台風10号のアジア名「サンサン」は香港が提案し、「少女の名前」としてポピュラーな名前です。 次に用意されている名前が「ヤギ」で、これは日本が提案したもので、「やぎ座」にちなんだ名前です。 日本が提案した10個の名前は、星座名に由来しており、コイヌ、ヤギ、ウサギ、カジキ、コト、クジラ、コグマ、トケイ、トカゲ、ヤマネコです。 このアジア名が付けられるようになったのは2000年からです。 台風の年間の発生数は平年で25.1個であり、140個の名前はおおむね5~6年で一巡し、繰り返し同じ名前が使われます。 ■大きな災害をもたらした台風の名前は「引退」 ただし、大きな災害をもたらした台風は、台風委員会の加盟国・地域からの要請を受けて、その名前を変更することがあります。 実は、「コイヌ」も2017年にフィリピンに大きな被害をもたらした「テンビン」の引退に伴って登録された名前です。 また、2019年に東日本で大雨や暴風などの深刻な被害が出た台風19号の名前「ハギビス」(フィリピン提案)も引退となりました。 名前を提案している国と地域は、日本、カンボジア、中国、北朝鮮、香港、ラオス、マカオ、マレーシア、ミクロネシア、フィリピン、韓国、タイ、米国、ベトナムです。
熊本放送