寂しさも…子育てはひと段落 “旅立ちの春”門出の高速バス停留所 希望や不安が交錯 故郷を後に…出発する人、見送る人
都内の大学へ・牧内咲和さん(18): 「おじいちゃん、おばあちゃんと3世帯で一緒に住んでいたので、人数多くて、だから一人になってどう変わるのかなというのが楽しみ」
都内の大学へ・牧内咲和さん(18): 「(寂しかったりしますか?)まだそこまでないんですけど、行って何日かたったら寂しいと思うんじゃないかと思います。おばあちゃんがすごく寂しがっていたので、ゴールデンウイークに帰って来るかなと思いながら、『またね』と言ってきました」
■“おばあちゃん孝行”を
こちらは飯田市の宮毛隆成さん(18)と祖母の米澤洋子さん(69)。 先日、高校を卒業した宮毛さんは「理容師」になるため名古屋の専門学校へ。
理容師を目指し専門学校へ・宮毛隆成さん(18): 「お母さんが美容師なのですが、それを見ていたら、そっち系に行きたいと思って。よくおばあちゃんの家に行くのですが、ご飯とか出してくれたり、もう感謝です。(おばあちゃんにどう恩返ししたいですか?)髪を切ってあげたいですけど、頑張って一人前になります」
働く両親に代わって孫を見送りに来た祖母はー。 祖母・米澤洋子さん(69): 「田舎と都会と違う面が多いのでいろいろとそこらへんも心配です。(おばあちゃんの髪を切りたいと話していたが?)ぜひ!モデルというか最初になってやりたい」
祖母・米澤洋子さん(69): 「じゃあね、行ってらっしゃい」 祖母・米澤洋子さん(69): 「(どうでしたか、お孫さんの様子見て?)頑張ってこられるなと思った。手先が器用だし、そういうのをのばしていって、みんなに喜んでもらえるような仕事ができるといいかな」
希望や不安、期待が交錯する高速バスの停留所。 今年も旅立ちの春を迎えています。
長野放送