【バレー】大阪Bが逆転負け 西田有志「こういうところで学んでいかないと」 広島に2-3
<大同生命SVリーグ男子:大阪B2-3広島>第2節◇19日◇大阪・パナソニックアリーナ◇観衆2796人 昨季2位の大阪ブルテオン(旧パナソニックパンサーズ)が、昨季4位の広島に逆転負けした。セットカウント2-0で先行するも、2-3(25-19、26-24、19-25、21-25、7-15)で今季初の黒星。 外国人選手ロペス、ジェスキーがけがの影響で100%のプレーができない中、チーム最多22得点でけん引した西田有志(24)は「2セット目から良くない場面が増えてきた。相手にいいブロッカーがたくさんいて処理に困る部分もあったと思う。長いシーズンなので、こういうところで学んでいかないといけない」と引き締めた。 昨季王者サントリーに2連勝し、勢いに乗る今季3戦目。序盤は西田の強打で相手を崩してセットカウント2-0と優勢に進めたが、第3セット(S)から2連続で失セット。2-2の最終Sも、相手の攻撃的なサーブなどで苦しめられて立ち上がり6連続失点。主導権を握り返せずに振り切られた。 ティリ・ロラン監督(60)は「フラストレーションがたまっている」と苦笑い。それでも「まだチームを作っている状態で、それほど落ち込んでいない。安定したプレーができるように」と話し、長期的な目線で新チームを作っていく構えを示した。 次戦は20日。同会場で、広島と再び相まみえる。