SBC大の筋トレ女学生「なんか気になるな」の軽い気持ちで入部、いまや「次はビキニのステージに立ってみたい」
筋トレの波は、女子大生界隈にも波及中。9月29日に開催された学生No.1筋肉決戦「第58回全日本学生ボディビル選手権」にて、2度目となる「女子ビギナーズフィットネスの部」の競技が実施され、5人がエントリー。優勝したのは、SBC東京医療大学(旧了徳寺大学)2年生の大越心月(おおこし・みづき)だ。 【フォト】オレンジレギンスで華麗にポーズをとる大越
もともと高校時代はバドミントンの力を入れ、トレーニングの一環で筋トレも行なっていた大越。進学し理学療法学科で勉学に勤しむ中で見つけたのは、“学びながら美しく健康になれる”をキーフレーズに活動し、これまでも学生ボディビル界で多くの実績を残してきたバーベルクラブであった。 「大学に入ったときから、バーベルクラブっていうのがあるんだなって気になっていました。何かやりたいなって思っていたし、筋トレも好きだったので入ってみることにしました。本当に最初は軽い気持ちで、健康的になれればとか、学校の勉強にもつながればいいなっていう感じだったんですけど、気が付けば筋トレにハマってしまいました」 1年生時の昨年9月には、さっそくこの学生選手権に出場し3位。今年の大会の1週間前には、マッスルゲート千葉大会のウーマンズレギンス部門に出場し2位と好成績を残し、この日のステージに立った。
「去年が3位だったのでリベンジの気持ちでしたし、1週間前も2位で悔しかったので、この大会はどうしても優勝したいと思って挑みました」 まだ2年生であり、来年以降の学生大会はもちろん、さまざまなフィットネスコンテストが存在する近年においては、活躍の可能性は無限大だ。 「将来の夢はパーソナルトレーナーになることなので。そのための実力もつけたいですし、成績も残したいので、もっとデカくなりたいです。大会に出るにあたって、上に行けなかったら出る意味ないのかなとか、ガリガリだったらまだ出場したらダメなのかなとか思っていたのですが、いざ出てみたら、やっぱりステージに立つことに意味があるんだと感じるようになりました。来年は、ビキニフィットネスなど、もっとレベルの高いステージにも立ってみたいと思います」
文・写真/木村雄大