ドジャース・大谷に学ぶ“準備と本番での冷静さ”の重要性
◇インターリーグ ドジャース4-0ホワイトソックス(2024年6月26日 シカゴ) 【記者フリートーク】思い込みはいけない。ドジャース・大谷の25号先頭弾の打席。2球目のカットボールが高めのボールに見え、実際は2ボール1ストライクのところをスコアブックに3ボールと記した。試合後、大谷に「3ボールから四球も頭にちらつく中、どうアプローチしていたか?」とトンチンカンな質問をし「いつですか?最初ですか?」と困惑させた。 24号先頭弾を放った25日、大谷は打球の行方が気になって一塁ベースを踏んだか確信がなく、二塁到達直前にUターンして一塁を踏み直した。実際は踏んでいたが、ベースを踏まずに相手からアピールされればアウト。その後、クレイトン・マッカロー一塁コーチから「本塁打を打つのは難しいな」とイジられたが、大谷に思い込みはなかった。大事なのは準備と本番での冷静さ。改めて大谷から学んだ。(MLB担当・柳原 直之)