【男性の生きづらさ】性や体の悩みを相談できる男性はどのくらい?国際男性デーに考える
国際協力NGOジョイセフ(東京都新宿区)は、11月19日の「国際男性デー」を前に「男らしさ」について考えるイベント、「男らしさってなんだ?!~男性のSRHRについて考える~」を17日、目黒区で開催します。 【画像】「男の子なのに」「男なんだから」…イベントの告知イラストを見る
開催に合わせ、男性の性に関するアンケート結果を公表しました。11月5日のプレスリリースをもとに紹介します。
性の悩み「相談相手いない」男性が3割
プレスリリースでは、ジョイセフが日本の若者向けに立ち上げたプロジェクト「I LADY.」が、15~29歳を対象に実施した2023年の「性と恋愛」意識調査の結果を公表。 「性の相談全般について相談相手はいる?」との質問に、「いない」と答えた女性は23.5%でしたが、男性では31.9%で、男性の方が相談相手がいない割合が高い結果となりました。
泌尿器の悩みでは45%が相談できず
さらに「婦人科・泌尿器科の悩み」では、相談相手がいないと答えた女性は20.8%だったのに対し、男性は45.0%と大きな差がついています。ジョイセフは「特に日本の男性は悩みを相談しづらい現状がある」と懸念を示しています。
ジェンダー不平等の生きづらさ男性にも
ジョイセフは、日本の「ジェンダー・ギャップ指数」が146カ国中118位であることに触れ、「ジェンダー不平等から生じる『生きづらさ』は、女性だけでなく男性にもある」と指摘しています。
イベントは17日開催
イベントは、 SRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ:性と生殖に関する健康と権利)をテーマに、男性の健康や権利について考えるものです。11月17日午後2時半から5時15分、「ROJU NAKAMEGURO」(東京都目黒区)で開かれます。事前申込制で、参加費は無料です。
BuzzFeed Japan