フィラデルフィア・76ers（以下シクサーズ）は、ジョエル・エンビードが右足首捻挫のため、日本時間12月26日（現地25日）に行なわれるマイアミ・ヒート戦を欠場すると発表した。エンビードは23日（同22日）に行なわれたトロント・ラプターズ戦、第1クォーター中盤でブロックに飛んだ際に不自然に着地し、同箇所を痛めていた。なお、試合にはそのまま出場し、31点、10リバウンドを記録。13試合連続での30点、10リバウンド超えは、ウィルト・チェンバレン（元ロサンゼルス・レイカーズほか）、カリーム・アブドゥル・ジャバー（元レイカーズほか）、エルジン・ベイラー（元レイカーズ）に次ぐ、史上4人目の快挙だった。 また、14試合連続30点以上は、元チームメイトであるジェームズ・ハーデン（現ロサンゼルス・クリッパーズ）が2018-19シーズンに記録した32試合連続以降では最長だった。 ラプターズ戦後、エンビードは怪我について話すことを避け、検査を受けて「様子を見る」とだけ答えていた。 エンビードはマイアミへの遠征には帯同していない。また、チームはその後オーランド・マジックと敵地で対戦するも、シクサーズはエンビードの出場可否について明らかにはしていない。 イースト3位の20勝8敗を記録しているシクサーズは、リーグトップの得失点差、同2位のオフェンシブ・レーティングとディフェンシブ・レーティングを記録している。直近13試合で10勝を挙げるなど好調を維持していたが、エンビードの穴を埋めることができるか注目だ。