日本ハム・新庄監督、「スター候補を5人つくりたい」今季目標をぶち上げ 先発陣の新星も挙げる
日本ハムの新庄剛志監督(52)が8日、千葉県鎌ケ谷市でのスタッフ会議後に取材対応。今季の目標を問われると「スター候補を5人つくりたい。投手2人、野手3人」とぶち上げた。 2年連続最下位から2位に躍進した昨季は「田宮君、水谷君、水野君、レイエスが全国的にちょっと名前が知れ渡った」と振り返ったが、唯一無二のスター選手として活躍した新庄監督は満足しない。「ファイターズは何人出てくるねん、という魅力あるチームを目指したい」と意気込む。 スター候補の”候補”は「投手7~8人、野手6~7人」。具体名は伏せたが、先発陣の新星として期待するのは、今季が2年目の育成右腕・孫易磊(スン・イーレイ)投手(19)だ。 「真っすぐは1年目のブルペンからトップクラス。シュート回転が多いけど、わざとそれを生かしても面白い」と高く評価。昨季途中に支配下登録し、一時は抑えも務めた柳川大晟投手(21)の例も挙げ「チャンスが増えるから、早く(背番号)2桁にしたい思いはあります」と語った。 ビッグボス旋風を巻き起こした新庄政権も4年目を迎える。「3年間の脚本しか考えてなかったんで、全くプランを決めてない。選手が俺たちを優勝という港まで引っ張ってもらいたい」。独創的なアイデアで球界をわかせてきた新庄監督を、今度は選手たちが想像以上の活躍で、あっと驚かせる番だ。
中日スポーツ