人気が爆発しているのは!?J1入場者数アップ率ランキング8位。平日でも2万人超え!? 成績低迷もファンは離れず
明治安田J1リーグは後半戦に突入し、FC町田ゼルビアがなおも首位に立っている。町田のようにファンの期待が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJ1リーグ全20クラブの今季の1試合平均のホーム観客動員数を集計し、昨季からの上昇率をランキング形式で順位ごとに紹介する。(データは第24節終了時点)
8位:川崎フロンターレ 本拠地:Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu 収容可能人数:2万6827人 2023シーズン1試合平均:1万9840人 2024シーズン1試合平均:2万1360人 前年比:107.7% 昨季のリーグ戦を8位で終えた川崎フロンターレは現在14位とJ1リーグで苦しんでいるが、1試合の平均観客動員数は昨季より好調だ。昨季の平均1万9840人から2万1360人に増加しており、前年比はリーグ8位の107.7%となっている。 川崎の本拠地といえば等々力陸上競技場だが、今季からは富士通株式会社とネーミングライツ契約を交わしたため、「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」に名称を変えている。収容可能人数が2万6827人のスタジアムはほぼ毎試合2万人以上の観客が入っており、今季唯一の例外は第17節・名古屋グランパス戦の1万9463人だ。ただ、第20節・湘南ベルマーレ戦は平日開催にもかかわらず2万0720人の観客がスタジアムを訪れており、安定してスタジアムが埋まることは川崎の強みと言えるだろう。 川崎は今季のホームゲームで勝ち点17を稼いでいるのに対し、アウェイでは勝ち点11と、明らかに戦績に差が出ている。それだけファンの応援が力になっているということかもしれない。 ホームスタジアムは今後改修工事を行う予定で、2029年末までには収容人数が3万5000人程度のスタジアムに生まれ変わる予定だ。
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