島内唯一の看護専門学校が閉校へ-定員割れと収支悪化が影響【新潟・佐渡市】
佐渡看護専門学校が2026年度からの新入生の募集を停止し、2027年度末をもって閉校すると発表しました。 運営するJA新潟厚生連によりますと、佐渡看護専門学校は1935年(昭和10年)に開設され、佐渡島内で唯一の看護師養成学校として看護師を数多く養成してきました。しかし、4年制大学の看護学科の新設や受験者数の減少などで、入学者が定員数を大きく下回る状況だったということです。 また、JA新潟厚生連の収支状況が悪化しており、2026年度からの新入生募集を停止し、2027年度末をもって閉校すると発表しました。 現在、1年生から3年生46人が在学中で、1年生11人が卒業後に閉校することになります。 JA新潟厚生連は、「閉校までの教育体制はこれまでと変わらず、看護師資格が取得できるよう教職員一丸となって丁寧な教育支援を行っていく」とコメントしています。