2001年の香港セブンズに出場したダミアン・カラウナ氏(Photo: Getty Images)

　リーグワン ディビジョン3のマツダスカイアクティブズ広島が2024-25シーズンの新体制を7月30日に発表した。新ヘッドコーチとして男子セブンズ日本代表HC、宗像サニックスブルースHCなどを務めたダミアン・カラウナ氏が就任する。 　ニュージーランド出身で現在49歳のダミアン・カラウナ氏は選手としてスーパーラグビー・ハリケーンズ、サニックスなどで主にCTBでプレーした。セブンズのニュージーランド代表に選出された実績も持つ。 　現役引退後はウエールズのオスプリーズで指導者としてのキャリアを始め、男子セブンズNZ代表のスキル＆DFコーチ、男子セブンズ日本代表のヘッドコーチなどを歴任した。2019年度から宗像サニックスブルースのディフェンス／スキルコーチを務め、2021年にヘッドコーチに就任、2022シーズン限りでチームは活動休止となった。 　直近では2023年から2シーズン、スーパーラグビー・モアナパシフィカのBK担当アシスタントコーチを務めていた。 　カラウナ氏はクラブを通じ「私の経験とコーチングスタッフとが力を合わせることで、チームの成長にポジティブな影響を与えられると確信しております。また、チームが大きく成長することで、高い目標を達成できると信じています。私自身は、自分達のラグビースタイルに自信を持ってプレーすることを根付かせ、未来の成功に貢献できることを楽しみにしています。アリガトウ！」とコメントを発表している。 　また2023-24シーズン限りでSA広島から退団、現役引退を発表した森悠記氏が来季からアシスタントコーチを務める。 　部長にはマツダ株式会社専務執行役員の吉原誠氏が新たに就任する。