INAC神戸の川澄ら マイナンバー定着のアシスト役に
INAC神戸の川澄ら マイナンバー定着のアシスト役に THEPAGE大阪
マイナンバー制度運用に伴う個人番号カードの交付が今月から始まる中、神戸市からチームとして「マイナンバー神戸市広報大使」に任命されているなでしこリーグINAC神戸レオネッサの川澄奈穂美選手らが30日、神戸市内で開催されたファン感謝祭で、「個人番号カード取得を申請してください」などと呼びかけ、マイナンバー定着のアシスト役を買って出た。
「丈夫な個人番号カードに換えてね」
全員参加の○×クイズなど、盛り上がるイベントの合間に、高瀬愛美主将、川澄奈穂美選手ら6選手が、ゆるキャラの「マイナちゃん」とともにステージに登場。マイナンバーの啓発ボードを掲げ、マイナンバー制度の仕組みや個人番号カード取得の利点などを、交代でアピールした。 川澄選手は「マイナンバーの通知はやや薄く、なくさないか、ちょっと心配。マイナンバーは一生使うものなので、丈夫な個人番号カードに換えた方がいいと思います」と話した。 高瀬主将は「写真付き個人番号カードは、身分証明書にもなるので便利。セキュリティもしっかりしており、持っていると安心できます」と訴えた。
記念撮影で「マイナンバーもよろしく」
神戸市がマイナンバーPRブースを開設し、マイナンバーに関する問い合わせ先を記載したボールペンなどを配布。選手たちも交代でブースを訪れ、ファンとの記念撮影に応じるなど、「マイナンバー神戸市広報大使」の役目をしっかり果たしていた。 マイナンバー制度は社会保障や税、災害対策などの行政手続きを個人番号で管理する新制度。神戸市では順次、市内12か所の交付会場で個人番号カードの交付を開始している。
感謝祭イベントの冒頭で、昨季限りで引退した澤穂希さん、海堀あゆみさんが、神戸市から「スポーツ特別功労賞」を授与され、ファンの祝福を浴びた。澤さんは併せて「神戸大使」にも就任。澤さんは「神戸の魅力を世界へ発信していきたい」と、抱負を語った。 (文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)