初めてのお一人での地方公務として11日から佐賀県を訪問中の愛子さまは、さきほどから佐賀県赤十字血液センターを視察されています。 初めてのお一人での地方公務で佐賀県を訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまをひと目みようと滞在2日目の12日も行く先々で大勢の人々が待ち受け、愛子さまを歓迎しています。 愛子さまは車の中から手を振ったり会釈をされたりして応じられていました。 そして愛子さまは12日午後1時過ぎ、佐賀市内にある佐賀県赤十字血液センターに到着されました。 愛子さまはマスク姿で、出迎えに対して挨拶をされていました。 この血液センターは献血や血液製剤の保管を行っていて、各医療機関に血液製剤を供給する佐賀県内唯一の機関です。 愛子さまは、佐賀県で発生した、2019年と21年の豪雨災害や23年の土石流災害の状況を聞き、さらに県の防災対策などについての説明を受けられます。 愛子さまはさらにこの血液センターの取り組みについて説明を受けた後、献血現場も視察されることになっています。 愛子さまはことし4月、日本赤十字社に入社し青少年・ボランティア課に配属されました。 また天皇皇后両陛下は、1996年、「献血運動推進全国大会」に出席するため皇太子ご夫妻として佐賀県を訪れた際、こちらの佐賀県赤十字血液センターを視察されたということです。 愛子さまは、このあと伝統産業の手すき和紙工房で和紙作りなどを体験し、12日夜、帰京されます。