結婚・出産を経ても西野カナは“重めの恋愛ソング”…復帰直後の「紅白の目玉」と歌唱曲に疑問噴出
NHKは23日、大晦日放送の「第75回NHK紅白歌合戦」の曲目を発表した。STARTO ENTERTAINMENT社勢が2年連続で出場ゼロとなり、視聴者の関心が薄いという指摘もある中、違和感のある人選として名前が上がっているのが、特別枠として6年ぶりの紅白出場が発表されている西野カナ(35)だ。 【写真】長男と次男と共に七五三の祈祷を受ける浜崎あゆみ 西野は2019年2月から無期限で活動を休止し、今年6月に活動を再開。7月5日に新曲「EYES ON YOU」を配信、9月18日にEP「Love Again」をリリースし、11月13日、14日には神奈川・横浜アリーナにてワンマンライブ「Kana Nishino Love Again Live 2024」を行うなど、精力的に活動している。 その一方で、復帰したばかりでの紅白出場に疑問の声も上がり《もったいぶって後で発表するほどではない。このままでは史上最低視聴率まっしぐら》と、昨年の紅白最低視聴率を今年はさらに下回るのでは……と予想する声まで散見されている。 そんな中、発表された西野の歌唱曲は「EYES ON YOU紅白スペシャルメドレー」と、新曲を含むメドレーであることが明らかとなったが、この新曲がメドレーに含まれていること自体が、西野のファンの視聴率を下げる懸念にもなり得ると見る向きもある。 ■視聴者ターゲット分散で最低視聴率に王手 「西野さんといえば、"相手が好きすぎて苦しい"という恋愛の苦しさや、自分をもっと愛してほしいという女性としての素直な思いを反映した楽曲を多くリリースし、『恋愛ソングのカリスマ』としての地位を確立しました。主に現在30~40代の、西野と同世代の女性から多く支持を得ていることもあり、活動再開発表時は、年齢相応になった新たな西野さんの楽曲を楽しみにしているファンの声が多くありましたが、新曲『EYES ON YOU』に対しては、《結婚・子育てを経て初めて出す曲が、まだ愛してるだけじゃ嫌だとか、もっと強く愛してとか、違和感を感じてしまった》と、意外にも過去の同性ファンからの反応がイマイチ」(音楽番組制作関係者) 昨年は、若年層を意識し、歴代最多のK-POPグループ6組が出場したが、結果としては2部制に移行した1989年以降でワースト視聴率を更新する結果となった。そのため今年は、若年層だけでなく、南こうせつ(75)やイルカ(74)などの大御所アーティストの出演もあり、満遍ない視聴者層を意識した人選であることが伺えるが……。 「逆に視聴者ターゲットが分散されたことで、強い引きもないため、最低視聴率更新の可能性が上がってしまっていると考えられます。西野さんに関しても、紅白で電撃復帰であれば、西野さんファンの視聴に最も結びついたと思いますが、新曲でファンだった一部女性層は熱が冷めている印象もあります。西野さん目当てで紅白を視聴しようという人は少ないかもしれません。また10代、20代の視聴者は、西野さんの全盛期を知らない人も多いでしょうし、確かに一時代は築いた歌手ではありますが、後出し出場者としては名実ともに弱いという指摘が、視聴者から上がるのも無理はないかもしれません」(同) 平成の「恋愛ソングのカリスマ」は、令和になってもカリスマでい続けることができるか? ◇ ◇ ◇ 平成で女子中高生のカリスマといえば浜崎あゆみ(46)。今年年末はあゆをテレビで見れるゾ。関連記事【もっと読む】浜崎あゆみ21年ぶりレコ大出演で「別人疑惑」再燃危機…圧巻パフォーマンスで陰謀論を蹴散らせも要チェック。