記録的大勝から連敗の松山英樹 最終日は世界1位シェフラーにリベンジへ
◇米国選抜VS世界選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 3日目(28日)◇ロイヤルモントリオールGC(カナダ)◇7279yd(パー70) 【画像】絶叫のトム・キム 一日で2度の逆転負けに、松山英樹は大きくうなだれた。フォアボール形式(各選手が個人のボールを打ち、1ホールごとにペアで良い方のスコアを採用)、フォアサム(1つのボールを交互に打ち合い、1ホールごとのスコアを競う)でいずれも米国ペアに敗れ、世界選抜の26年ぶりの勝利に黄信号がともった。
前日フォアサムで大会史上最多差タイの7&6で大勝したイム・ソンジェとの日韓コンビ。午前のフォアボールでは2番で松山が3mのバーディパットを沈め、パトリック・カントレー&サム・バーンズ組をさっそくリードしながら、中盤に劣勢を強いられた。相手の5番バーディ、12番イーグルに付いていけずビハインドを負うことに。14番からイムとカントレーが3連続バーディを奪い合う激闘もむなしく2&1で敗れた。 午後のフォアサムでは世界ランク1位のスコッティ・シェフラーとラッセル・ヘンリーに対し、6番まで3アップとリードしながら3&2で逆転負け。イムが勝負どころのパットを再三決めた展開で、松山が3.5mを打ちきれなかった7番(パー3)をはじめ、グリーン上で精彩を欠いた。
世界選抜は3日間18マッチで4ポイント差をつけられた。逆転を期す最終日のシングルスマッチ12戦は、スタートが早いマッチから白星を積み重ねたい。松山は3戦目に指名され、シェフラーとぶつかることが決まった。両チームで世界ランク最上位のエース対決。リベンジするしかない。 <最終日シングルスマッチ組み合わせ> ザンダー・シャウフェレ VS ジェイソン・デイ(オーストラリア) サム・バーンズ VS トム・キム(韓国) スコッティ・シェフラー VS 松山英樹(日本) ラッセル・ヘンリー VS イム・ソンジェ(韓国) パトリック・カントレー VS テイラー・ペンドリス(カナダ) キーガン・ブラッドリー VS キム・シウー(韓国) トニー・フィナウ VS コーリー・コナーズ(カナダ) ウィンダム・クラーク VS ミンウ・リー(オーストラリア) サヒス・ティーガラ VS アン・ビョンフン(韓国) コリン・モリカワ VS アダム・スコット(オーストラリア) ブライアン・ハーマン VS クリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ) マックス・ホマ VS マッケンジー・ヒューズ(カナダ)