渋野日向子 連続バーディー締めで65「良いショットが増えている」17位浮上
◇米女子ゴルフツアー アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン第3日(2024年11月16日 米フロリダ州ペリカンGC=6349ヤード、パー70) 49位から出た渋野日向子(サントリー)が7バーディー、2ボギーの65をマークし、通算5アンダーで畑岡奈紗(25=アビームコンサルティング)と並ぶ17位に浮上した。チャーリー・ハル(28=英国)が68にまとめ、通算12アンダーで単独首位を維持した。 最終盤にギアを上げた。渋野は17番パー4で第2打をピンそばにピタリと寄せると、最終18番ではピン奥から約6メートルの下りのフックラインを沈めきって連続バーディー締め。通算イーブンパーからこの日だけで5つスコアを伸ばし、「前半5ホールが凄くいい流れだったのでもう少しスコアを出したかった気持ちもあるけど、最後2ホールでバーディーが取れて良かった」と笑顔を見せた。 ショットが好調。1番パー4から第2打を1・5メートルに寄せてバーディー発進し、5番までに4つスコアを伸ばした。ティーショットでフェアウエーを外したのはわずか1ホールだけと安定。パーオン率も83・33%と高水準をマークしている。「3日続けて良いショットが増えているなっていうのは思う。パットが入ってくれた分のこのスコアだったかな」と振り返った。 現在の年間ポイントランクは62位。同60位までが出場できる次週の今季最終戦、CMEツアー選手権に向けて重要なラスト18ホールを迎える。「最低限5コ潜れたので、ちょっとでも上位に食い込めるように。最終日もこれぐらいのスコアは出さないと上には行けないので頑張りたいです」と気合十分に言った。