「やっぱり任される区間も『エース区間』になってくるので、しっかりそこで結果を残さなきゃいけない、というところは去年よりも難しいところかなとは思いますね」 ■「わりと会心の出来」続く全日本大学駅伝では区間1位・区間記録! 続く全日本大学駅伝の4区では、その悔しさを晴らす走りを見せます。序盤から自分のペースで快調に飛ばし、区間1位・区間新記録も打ち立てました。 （青山学院大学3年　黒田朝日選手） 「自分の中で、わりと会心の出来だったなっていうふうに思っています」 「箱根になると距離が大体倍ぐらいにはなってくるんですけど、全日本と同じぐらいのペースで箱根も押していくことができるんじゃないかなと」 ■箱根駅伝は「区間記録を出せればラッキー」 箱根駅伝では、前回区間賞を取った「花の2区」を任される可能性もあります。 ー区間記録への想い、みたいなのはやっぱりありますか? 「出せればラッキー、ぐらいですかね。結局走ってるときにタイム分かんないんで」 実は多くの選手が時計でペースを図る中、朝日選手は時計を着けることはありません。 なぜ黒田朝日選手は「時計をつけずに」走るのか。【第2話】に続きます。